1月に干立集落内でイリオモテボタルの調査を実施しています。今季は1月9日に2個体だけ確認することができました。
一方、1月13日に祖納集落で実施された「環境省モニタリングサイト1000」の調査を兼ねたイリオモテボタル観察会(西表島エコツーリズム協会主催、NACS-J・祖納公民館協力)に今年も参加。ここでは、165個体を確認することができました。
この数字は、2011年以降に行った調査では2012年の169個体に次ぐ記録です。お隣の祖納集落には、今季はたくさんいることがわかりました。
その後、1月23日にくまのみ自然学校付近で調べたところ、合計10個体のイリオモテボタルを確認できました。ただ、例年ならば見つけられていたいくつかのポイントでは見つかりませんでした。街灯の変更や除草剤の使用、土砂の搬入など人為的要因が影響しているのか、それとも天候などが要因で12月に早々とカップル成立してしまい光らなくなっているのか…? 現時点では理由まではわかりません。今後もモニタリングを継続していきます。