くまのみ自然学校

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ゲットウの収穫

2016/05/18

春、ゲットウが花を咲かせる前にしなければならないのが、ゲットウの茎の収穫です。花が咲いてしまった芯は民具の材料として質がおちるのと、花が咲くと枯れるため、花が咲く直前が背丈が高く、材料として良いものが採れます。

子どもと比べると、その高さが想像できますか?

ゲットウの茎は、さまざまな民具の材料として使われています。縄を綯って草履の芯やアンツクバッグにしたり、なめしてゴザやカゴを編んだり。その光沢と香りが民具の材料としてのゲットウの魅力です。

ゲットウの葉っぱはお茶やムーチー、料理の彩りなどに重宝します。今回は、葉っぱは主役でないので切り落として、使いきれない分は腐葉土入れに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茎だけのこの状態にして、天日干しします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この状態から全部の材料がとれるまで、数週間はかかるでしょうか。のんびりと天気を見ながら、そのときを待ちます。

今はむしろを作りたいと思っていますが、乾かす間に気が変わるかもしれません。また、ご報告します。

 ゲットウの花は品があって美しいです。

でも、花が咲いたら材料がとれないので、花を見るととても焦ります。民具を教えてくれる島の先輩から「ほら、花が咲き出すよ」と声を掛けられると、ますます焦ります。先輩の庭先には今年もたくさんのゲットウが干されています。その量と質を見ると、さすがだなあと思わずにいられません。

 

今年は1月にゲットウが咲き出すということがあり、狂い咲きというのでしょうか、そのような株がちらほら見られました。まさか冬に花がつくと思っていないので、材料がとれないとギョッとしました。今年の気候は少し例年と違うようで、自然の時期がズレているものがあったりします。そのような現象は民具づくりにも影響してくるので、生活文化も気候と深くつながっているのを改めて感じています。

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