3月28日、実習4日目。今日もいい天気になりました! 今日の生物部もマングローブ干潟です。前日と変わってこの日のターゲットは干潟の生きもの、特にカニにフォーカスします。
この日もまた、朝から小一時間ほどのレクチャーのあと、干潟に向けて出発しました。
マングローブ干潟にはさまざまな生きものがいますが、数も種類も多くいるのがカニです。そのカニをひたすら待ち続けることがこの日、課せられたワークです。
この実習の前に指導者の方から「自然観察のイロハを身につけたい」というお話がありました。
実際にやってみると「生きものを待つ」というのは簡単なことでないことがわかります。でも、これは生きものと“お近づきになる”ための大切なワザのひとつなのです。
暑さに負けずマングローブの中に潜んで、生きものとのキョリを縮めることに挑みました。
getできた人は観察して写真に収めたり、じっくり観察したり。塗れたり汚れたりすることをいとわないといったところは、さすが生物部と感じさせてくれました。
干潟から帰り、宿泊先(イルンティフタデムラ)で急いで夕食を食べたあと
食べられなかった人もいるかもしれません)、ナイトプログラムを行いました。
この春先の時期だけしか見られないヤエヤマヒメボタルの観察です。
ホタルの発光は繁殖行動のため、それを邪魔しないように観察することがマナーとして大切です。そのために、まだ明るいうちに現場に行きます。
ホタルの飛翔(発光)がほぼ終わった後、まだ光っているものを探してみたら、マドボタルのサナギらしきものが見つかりました。疑問を持って「待ち」「調べ」たら、いろいろなものが見えてきましたね。