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シニア自然大学ツアーレポート(3)


【4日目】

この日も午前も、シマの生活文化がテーマの内容。集落内を歩いて島野菜&野草を採って料理して昼食をつくります。

これには特別講師、干立のおばあの也子さんに来ていただきました。

島野菜と食べられる野草は、干立集落内にはたくさんあります。少し歩くだけで、いろいろな食料が手に入ります。

パパイヤは栽培している方に事前に了承をいただいて、採らせていただきました。大きくてじょーとーな実です。

浜に出たら、小さな貝を拾いました。暑いけれど、これがけっこう楽しいです。

採取したら調理です。也子さんが細かく教えてくれました。パパイヤも、ただシリシリすればいいわけではありませんでしたね。

貝拾い担当のお三方。貝の砂出しの様子をじーっと見ていました。

たくさんの野草も也子おばあの指示にしたがって調理しました。

そうしてできあがった「特製☆干立の島野菜&野草御膳 お吸い物付き」。ご飯は也子さんの旦那さんがつくったお米、収穫したての新米です。

パパイヤチャンプルー、ニガナの和え物、ビーフチビのツナ和え、フチビの炒め物、デザートはフルーツパパイヤと野生のブドウ。ハマグリのお吸い物には春に採ったアーサを入れました。

みんなでおいしくいただきました! 自然の恵みに感謝。

お昼ご飯を食べた後、今度は海へ。

この日は大潮、ただし新月。さて、ウミショウブの開花は見られるでしょうか…?

前の浜は遠浅で、藻場には海草のウミショウブが広がっています。

ウミショウブの開花はとても不思議な仕組みで成り立っていて、そのメカニズムを知ると、自分の目でその様子を見たくなります。

残念ながらウミショウブはほとんど開花しませんでした。でも暑い時は海に浸かりながら、藻場に棲む生きものを観察しました。

夜は夕食後に思いがけないスペシャルタイムが待っていました。

参加者の1人が浦内川観光の平良彰健さんとお知り合いで、三線を持って駆けつけてくれました。ミニライブのスタートです。お忙しい中、本当にありがとうございました!

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