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高校生ゼミ旅行レポート(2)


【3日目】

前日のサンゴ礁についての座学を受けて、実習「サンゴ礁でシュノーケリング〜本物のサンゴ礁を見てみよう〜」を実施。実際に見に行きました。

同じ干立でダイビングショップを営む「トネリコ」に協力をお願いして、船でいいポイントまで行ってシュノーケルに挑戦です。正しいシュノーケルの方法なども指導していただいて、海へ。

この日は天気もよくて、海の中がとても気もちいい。

シュノーケリグは午前でおしまい。

陸に上がり、お昼ご飯を食べたあとは、もうひとつの海に関する実習「海ゴミから世界を知る」です。

西表島の海岸にも、漂着ゴミがたくさんやってきます。その漂着ゴミを調べました。

たとえ拾っても、またすぐに次のゴミが海からやってきます。漂着ゴミは浜にあるゴミを拾うだけでは解決しないのです。

どこからやって来るのでしょうか? どうしたらそれが減るのでしょうか?

マジメな問題も実習では取り扱います。

自由時間をとった後、夕食を自炊して済ませたら、この日の夜は「ナイトツアー①」。

干立集落内で夜に出会えるものは、実はたくさんいます。山奥に出掛けずとも、生きものを感じ取るワザがあれば、さまざまな生きものの存在を実感できます。それらをじっくりと楽しむために、2回に分けてナイトツアーをしました。

この日のふりかえりから抜粋。

「浅いところにもサンゴがあるんだとビックリ」

「サンゴ礁というものを初めてみて感動。想像以上にキレイだった」

「サンゴの隙間に魚たちが隠れたりしていた。生態を知って現場を見ると、魚を見る以外にもどんな所に隠れているのかとか、深い所と浅い所の違いなど、比べること確かめることができてよかった」

漂着ゴミの実習については、解決策のアイデアも聞きました。

「ゴミの発生源の方たちへ、日本では漂着ゴミのような問題があるのだと伝えることも大切だと思った」

「自分のゴミを責任を持って管理する」

「ゴミが打ち上げられても草むらに入らないように壁などつくってゴミを取りやすくする」

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